ブログ BLOG

2026.07.09

園長の一言♪




 医療的ケア児」のことをご存じですか。

 たんの吸引や経管栄養、人工呼吸器、気管切開、酸素吸入など日常的に医療的なケアが必要な障害児童がいます。その数は令和3年現在、全国で約2万人ほどと言われていますが、長い間、医療的ケア児の実態調査はなかなか進まず、十分に把握されてきませんでした。

 そんな中、早急な支援の必要があるとして平成28年、栃木県でも医療的ケア児支援検討部会が設置されました。矢板市でも矢板地域自立支援協議会の「子ども部会」が、福祉・教育・医療関係者を構成メンバーとして、平成30年度から医療的ケア児に対するガイドブックの作成に取り組みました。そこで見えてきたのは在宅医療的ケア児の実態と課題でした。在宅医療的ケア児の支援は決して単一の機関では完結するものではありません。保健・医療・福祉・保育・教育など多種多様な機関との連携が重要です。

 最も大切なこととは、医療的ケア児とその家族が安心して地域で生活できること、そのためには、身近に利用できる医療や福祉サービスが不可欠です。わたしたちの児童発達支援もこれから医療的ケアを担える事業所として、その役を務められるよう人材の育成と体制整備の充実が不可欠と思います。